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アラスカ ハイウェイ 2012年6月


当時大型シェールガス開発案件の買収を行い、頻繁にカナダを往復していました。開発鉱区に一番近い町はドーソン・クリークといい、アルバータ州との州境近い内陸部にあり、カルガリーから小型ジェットで1時間半程度のところにあります。







小さな農業の町ですが、アラスカ・ハイウェイの起点にある事で有名です。北米では幾つかハイウェイの建設計画は有りましたが、1941年12月日米開戦以降、米国はこの建設を急ぎ翌1942年3月に着工し10月末に完成させました。延長2,200km程度の道路を約8か月で完成させたわけですが、米国は日本軍のアラスカ・西海岸侵攻に備えて建設を急ぎました。








太平洋戦争は石油資源確保を賭けた戦争でもありました。ハイウェイが出来た70年後、日本軍対策で造られた道路のそばで我々が資源開発が出来る事、将来日本に持ち込むのだという感慨にしばし耽りました。

ガスの開発と並行し、LNGの開発も進めてきましたが、2年後には漸く輸出を始められるようです。

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